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風に乗って、面白い話題が飛んできます。〜色んな所〜色んな人から。はじめ時々〜後しばしば。

◎444 パリを想う(2015/11/15)

こちらではまだ薄暗い時間に朝が始まります。TVをつけてびっくりしました。フランスのラジオ局のサイトにつなぐと、少しずつ事件が明らかにされていきました。

サッカーのスタジアムは、シャルル・ド・ゴール空港からパリに入る時左に見えるところで、モンマルトルのサクレクールと同じく、「パリに着いた」という目印になる建物です。

日本のニュースでは、初めのうち名前を言わずにコンサートホールと訳していたので、あの辺に大きなホールがあったかしら?と思っていたのだけど、Le Bataclanは、有名なOlympiaのようなホールで、バタクラン劇場と訳す方が雰囲気に近いようです。クラシックの公演はしないので知らなかった。1864年に建てられた中国風様式の1500人収容の立派な劇場のようです。名前はオッフェンバックのオペレッタBa-ta-clanからとられたんだって。

襲われたレストランの一つの写真が映っていましたが、まちがえてなければ、シャロンヌ通り(rue Charonne)のレストラン・カリヨン(Le Carillon)。この通りには私がパリに行ったら必ず行く日本人の女性が一人でされている美容院があります。掲示板で心配してくださったように、居合わせる可能性は高かった。彼女がどうされているか心配です。

小さい気の利いたレストランやカフェや昔からの肉屋さんなどがある、いかにもよきパリ風の界隈です。1月のシャルリエブド新聞社とも近い区域で、観光地ではないので日本人のツーリストが行くことはまずなさそうな通りですが、なんせパリは狭いので、観光バスなどを使うと名所たちの至近の距離とも言えるかも。

たった今パリのコンサートのマネージメントから「日曜日のサル・コルトーのコンサートは取りやめます。近いうちに必ず催行します。予約されている方は・・・」のメールが届きました。日本人に比べてフランス人は何事にも過剰反応をしないでゆったり構える印象がある(私が好きな面のひとつ)のですが、このメールから、今回の事件の非常性とショックの大きさを改めて想像してやりきれない思いです。友だちに連絡しようと思っています。
(以上昨日14日の午後の情報より個人的な思いです)


◎443 再訪温泉病院日記(2015/11/13)

11月12 日:野球を見ながら。ただ今0対2で日本が勝ってます。2年前小さな手術の失敗(本人から見れば、失敗された以外の何ものでもない)でひどい目にあった時、今ならギリギリ間に合うとリハビリ入院を引き受けてくださった富士温泉病院に来ています。

奇跡的な感じで回復し、今、さらにまた悪くなったわけではないけれど、痺れほか後遺症は確実に残っているし、普通の健康体でもこれから弱くなっていくのは当たり前なので、先生に相談し勧められてやってきたわけです。何か急に懐かしく来たくなったのだけど、期待は裏切られず、前回と同じ二人の先生のリハビリを受けると、やはり今来るべき時期だった、来て良かったとホッとしています。

温泉プール歩行、温泉入浴、そして野菜いっぱいの三食。親切な看護婦さんやスタッフの方々に囲まれての入院生活三日目。もっと重症の方の邪魔や目障りにならないように心がけながら、この幸せな機会を無駄にしないよう過ごしたい。

昨日書いたのだけどE-mobile の充電を忘れていて、アップできませんでした。野球勝ちましたね。面白かった!13日夜。



◎442 行くと必ずいいことがある・・日記(2015/11/09)

♪10月28日:家の向かいにあるスポーツセンターが改築のため1年間休み。本当に久しぶりに代わりの場所で催されているいきいき体操教室へ行った。体が硬くなって動きもとても鈍くなっていることに唖然とする。3年前手術の失敗の後のリハビリに成功したのはこの教室のおかげもやはり大きかったのだ。

♪10月21日:小曽根真ワークショップ「自分で見つける音楽 Vol.3」(東京文化会館小ホール)3回目に初めて行けた。ピアノはもちろんだが、お話がすてきに上手。質問をしてステージに引っ張り出されて、持参のピアニカで小曽根真さんとジャズを共演された幸運なお嬢さんにも拍手。

♪10月13、14日:幼なじみの友達と定例会。何十年を経てこの変わりのなさ!全員その人らしい生き方をしているのが嬉しい。みんなますます良い人に、面白い人に、暖かい人になっていってるわ。

♪10月11日:第38回藤の会ピアノ演奏会(サントリーホール ブルーローズ)若い友達の光武佳子さんがワルトシュタイン・ソナタ2、3楽章を本当に素晴らしく弾かれた。

♪10月9日:第26回コンセール・パザパ 15h45から21h15くらいまで、素晴らしい演奏が続きました。各自思い思いに自由に曲を選び、希望の時間帯に演奏、他の人の演奏を全部聞く方あり、途中で食事に出て行かれる方あり、遠方ゆえ途中で帰らざるを得ない方あり…あくまで自由意志。終演後、HPのプログラムを見て興味を持ちご来聴してくださったという方からメールをいただいた。とてもよい感想をいただいて嬉しかった。

♪10月2日:飯野明日香ピアノリサイタル<FINLAND LAND SCAPE>「フィンランドの風景」ジャン・シベリウス生誕150年記念(東京文化会館小ホール)いつもながら飯野明日香さんの弾かれる現代曲はすてき。初めて聴く曲ばかりで、わくわくと聴かせてもらった。音楽にマッチした衣装も楽しみました。

♪9月24日・26日・27日 三条会公演 三島由紀夫作「熱帯樹」3回見てもまだもう何回か見たいくらい好きな公演だった。あの早口の暗譜と滑舌とリズムの100分の1でもよいから、お喋り能力を私のフランス語にください。

♪9月9日&9月16日:イヴ・アンリ レクチャーコンサート「ピアノ音楽の源」−作曲家はどこからインスピレーションを得て創作していたか− (汐留ベヒシュタイン・サロン) ショパン、「舟歌」、リスト「ペトラルカのソネット123番」ラヴェル「夜のガスパール」全3曲、を話の後演奏。最後がすごかった。ボロディンの「ダッタン人の踊り」をイヴ・アンリご自身が編曲された作品。この曲は来年の春日本でCDが発売される予定です。イヴ・アンリ先生は、他のホールで、同じテーマで、またさらに拡大テーマでも公演をされた。公開・非公開のレッスンは大人気で、今回も競争のように申し込みが殺到したと聞いた。私の周囲にもピアノを弾く真の喜びに目覚めたと言われる方たちが多くおられるが、さもありなん!素晴らしいレッスンです。

♪8月27日:ロンドンから一時帰国してきた友と温泉へ。海に浸かったのは何年ぶりだろう。晩夏の伊豆の海は、海水浴の人の姿もちらほらで、もともと穏やかな海なんだろう。波乗りに来る人もないようだった。塩水が辛いのと浮きやすいことを思い出して、キャーキャーはしゃぎ、恐る恐る泳ぐ。「急に深いところがあるから、岸と平行に泳ぐのよ」と戒めあいながら…。最後まで、沖に向かう勇気は出なかった。偶然ながら100歳未満の誕生日。

♪8月16日:ピアノとヴァイオリンのサロンコンサート (サロン・テッセラ)
西本佳奈美・原嶋 唯(ピアノ)、中村楓子(ヴァイオリン) 西本さんは、現在パリでイヴ・アンリ先生に師事して勉強中。三人は桐朋女子高校の同級生。ヴァイオリンとピアノ、ピアノソロ、連弾と2台ピアノ…ブラームス、メンデルスゾーン、シューマン、ラヴェルほか、バランスのよいプログラム、豊かなテクニックと音楽性、そして優雅で親密な雰囲気の気取りなさ…。とても楽しいコンサートでした。

♪8月8日:小林愛実ピアノリサイタル(リリア音楽ホール) 全ショパン作品。ノアンから川口へ。場所、会場、舞台、ピアノ、聴衆…条件が変われば音楽も変わるのは当然だが、小林さんが伝えたい「私のショパン」は同じように感じた。暑い日本に帰ってきて最初のリサイタルだったと思う。秋の佐渡裕さん指揮のベートーヴェン「協奏曲4番」もとても良かったと、兵庫県立の音楽会を耳が肥えている友人が知らせてくれました。ますますのご活躍を!

*過去を振り返りました。明日か数日後、本日に戻ります。


◎441 久しぶり過ぎ(2015/09/18)

6月24日で止まっていたとは!嫌味なことを承知で言うと、ずっとフランス語で書く、話す、読む必要に迫られ続けていて、キーボードを打つのがそんなに早くできない私には、日本語ででも文章を書く余裕がなかった。手帳にメモするのも忘れた次第で、書きたい面白いことがちょくちょくあったのに忘れたことが多く残念だが、思い出せたことだけ風だより。

・6月6日から7月22日まで:Nohant FESTIVAL Chopin が、ノアンのジョルジュ・サンドの館を中心に催された。今年の音楽祭を雑誌「ショパン」8月号(6月の4回の週末コンサート)と9月号(7月16日〜22日の様々な行事)にレポートしました。書くことが決まっていると聞き方、見方、感じ方が違ってきて大変良い経験だった。ジャーナリスト扱いで写真を撮ることも許され、シャッター音なし、フラッシュなしに設定したが、それでも演奏中に撮る気にはなれず、アンコールを演奏し終わられた最後の瞬間にパチリ。

・20才の人気ピアニストの小林愛実さんが「ショパン・リサイタル」に出演。本当に素晴らしい演奏の直後にノアン・ショパン羊小屋ホールの楽屋で実現したインタビューが、10月号に掲載されます。

・これらの記事をフェスティバル主催者に渡すためにフランス語に翻訳する作業は難しかった。初めからフランス語で書く場合は、自分の知識内のフランス語で考えるわけだが、一応練った日本語で書いた文を翻訳するとなると、ただ言葉を置き換えるだけではだめで、文学的にも正しい少しは素敵なフランス語で書きたくなるのは当然で、最終的に二人のフランス人の先生に読んでもらい直していただいて完成。雑誌とともに差し上げられてよかった。ちゃんと読んでよネ!10月号のインタビューは、雑誌が出たばかりでこれから・・・。ではまた明日。

◎ 440 Nohant FESTIVAL Chopin(2015/07/05)
■6月24日(水) 成田空港と関西空港を25分違いで出発した飛行機は、シャルル・ド・ゴールにほぼ同時に着き17時ごろ、久しぶりにわたし企画の音楽ぶらぶら散歩に参加される5名様がそろって出口から出てこられました。ここからパリ左岸のホテルまで50分、シャワーを浴びて付近を案内して8時にはレストランに着く予定が、空港からの道路は車の洪水。ホテルの近くまで来ているのに動けない。

「歩いた方が早いんちゃう?」「ダメよ。スーツケース降ろせないでしょ?」結局ホテルのフロントのペラペラ語でディナーは9時半からに変更できました。この初体験の異常さの原因は、超格安料金の税金を払わないで車を提供する外国のネット商売に、タクシー業界が業を煮やして市内の道路にくりひろげたマニフェストだったことが後日わかりました。

それにもめげずさすがのマダムたちは、2日間ですでにパリをわが町にして元気にノアンに着きました。「ボンソワール!はるばる来たぜ。オー・フェスティヴァル・ノア〜ン」


<6月第4ウィークエンド 2015年6月26日(金)〜28日(日)>

♪6月26日(金) 皮切りはソル・ガベッタ(VC)とベルトラン・シャマユ(P)の室内楽。
♪6月27日(土) ピュートル・アンデルシェフスキのグランドリサイタル。
♪6月28日(日) 11時:イレーヌ・デュヴァル(VN)とピエール=イヴ・オディックの「新人演奏家の跳躍台」コンサート。
♪16時30分 「メルシー アルド」ー敬愛するアルド・チッコリーニに捧げるピアノの祭典
第1部は、修復を終えてこの6月にノアンのこのホールに設置された1846年製のプレイエルピアノで、イヴ・アンリが、ショパン &#65533; ノクターン作品37- 2 &#65533; スケルツォ3番作品39 &#65533; ワルツ作品64-2・1を演奏。ショパンが7回の夏を過ごし、多くの傑作を書いたこのノアンの、もしかしたら羊と戯れたかもしれない昔の大きな羊小屋を改装したショパンホールで、彼の時代のピアノの演奏を聴く・・・。この後、アルド・チッコリーニの生徒だったピアニストが演奏を繰り広げました。[・・・] 続きは雑誌ショパン8月号に詳しく実況。




◎ 438 Nohant FESTIVAL Chopin(2015/07/05)
<6月第1ウィークエンドコンサート>

♪6月6日(土) 20時30分、今年最初のリサイタルは、「発見されて以来世界中で引っ張りだこのイギリスの天才ピアニスト」 ベンジャミン・グローブナーのラモー作曲「ガヴォットと変奏曲」で始まりました。ちょっとした思い出のあるこの曲をこんな繊細な素晴らしい演奏で聴けるとは!バッハ/ブゾーニのシャコンヌ、フランクのプレリュード・コラ−ルとフーガ、第2部でショパン、グラナドスと続く知的なプログラムにも感動。

♪6月7日(日) 11時からの「新人演奏家の跳躍台」は、この音楽祭の柱の一つで、本日のチェロのブリュノー・フィリップ、ピアノのタンギュイ・ド・ヴィリアンクールのようにすでに活躍している新人も多いですが、ここで演奏したあと、大人気のプロの演奏家に成長している若い音楽家を何人も見てきています。

♪16時30分、満席の聴衆の拍手に迎えられて、俳優のカトリーヌ・フロー、チェロのアンリ・ドゥマルケット、ピアノのヴァシリ・ヴァルヴァレゾスが舞台に登場。ショパンの ◎ 前奏曲作品28の7番イ長調、日本人には胃散薬の広告で親しいあのメロディが、楽器の音域の関係で、ハ長調で明るく始まります。演奏が終ると朗読。「パルマからヴァルデモザまでの道は険しく危険がいっぱい。けれどアルプスの山登りの趣もあって、木々の緑、小さな谷や山々が春の庭の優しさで笑って迎えてくれた。」 苦しい道のりながら、新しい暮しに希望をいだいて僧院に向かう四人の気持が伝わります。この後もショパン曲の演奏と朗読が交互に続いていきます。[・・・] 続きは雑誌ショパン8月号に詳しく実況。

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